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旅と写真と物語と

"かわいい"だけの旅じゃ物足りない。世界史知識、美術史知識ゼロからのできるだけ楽しく、世界をもっと学ぶための記録(になる予定)

フィレンツェに行く前に読む本②

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フィレンツェへの再訪を願って、イノシシ君の鼻をなでまくった。

 

街全体が美術館のようなフィレンツェ

美術知識ゼロでも、やっぱり美術館にはどこか一つ寄ってみたくなります。

 

私もウフィツィ美術館に寄りました。

ウフィツィ美術館にあるボッティチェリの“春”

 

私がこの作品を知ったのは、高校生の時。

 高校が自由参加の土曜日補講をはじめて、世界史マニアの世界史の先生が、自分の趣味丸出しに始めた“絵画で読み解く世界史”。日本史専攻で、高校世界史の知識ゼロの私でしたが、友達に“なんかこれ面白そうだから部活の後に受けてかない?で、このあと、ごはん食べて帰ろうよ~”と誘われ、軽い気持ちで受講。

 

先生作のレジュメまである大学の一般教養講座のような授業でしたが、受験勉強に全く効果はなく。

土曜日にこんな変な補講にわざわざ出るモノ好きは、私と親友の2人だけ。

先生と生徒2人のささやかな講座でした。

 

で、記念すべき第1回目のテーマが“春”でした。

細かい内容は、忘れてしまったけれど、

“絵画ではキューピッドはヴィーナスの近くに必ず描かれる。だから、この女性がヴィーナス”というように絵画の意味、ヒントなんかを紹介してくれて、“へー、絵画とか芸術は感性で見るものだと思ってたけど、色々な意味があるんだ”と知るきっかけとなりました。

しかし、今、振り返ってみても、この補講に“世界史”の要素はほとんどなかったような。。。。。

 

世界史マニアの先生が参考図書も紹介してくれましたが、残念ながら忘れてしまったので、こんなカンジの本だったかな?と思い読んでみたのが

「絵画を読む―イコロジー入門」

若桑みどり

“春”“ヴィーナスの誕生”2つのヴィーナスが地上と天上を意味する。一方が裸で、一方が服を着ている理由。

ウフィツィ美術館ボッティチェリの部屋が、「なんかわからないけれど有名な名画があって混雑している部屋」から随分と違った部屋に思えそうです。

 

“春”の他にレンブラントのペテロの否認、デューラーのメレンコリアⅠ、ジョルジョーネのテンペスタ・・・12枚の絵の意味や背景を教えてくれます。私はあまりにも、美術知識がなさすぎだったので、次々と紹介される絵画の謎は、なんかミステリーを読んでいるようなドキドキ感覚で楽しめました。

 

 

 

もっと神話的な意味を知って、ウフィツィ美術館ルネサンスを知りたい場合は、「ギリシャ神話入門」もおすすめ。

akoko.hatenablog.jp

 

 ヴェネツィアフィレンツェ2つの美術都市の違いは、「ヴェネツィア物語」にもちらりと紹介されていて興味深かった。

akoko.hatenablog.jp

 

 

 

 

絵画を読む―イコノロジー入門 (NHKブックス)

絵画を読む―イコノロジー入門 (NHKブックス)