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旅と写真と物語と

"かわいい"だけの旅じゃ物足りない。世界史知識、美術史知識ゼロからのできるだけ楽しく、世界をもっと学ぶための記録(になる予定)

フィレンツェに行く前に読む本

フィレンツェ

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-“この街を見てごらん。ここは過去へ逆行した街なのよ。誰もが過去の街で生きている。近代的な高層ビルなど何処にもない。・・・ここはご覧のとおり、中世の時代からぴたっと時間が止まってしまった街なのよ。歴史を守る為に、未来を犠牲にしてきた街”(冷静と情熱のあいだより)

 

フィレンツェといえば、言わずもがな、“冷静と情熱のあいだ

私が、映画を見たのは、卒業旅行で初めてフィレンツェに行く直前に。

2回目のフィレンツェは新婚旅行で行った去年の秋。

あおいの約束の30歳に自分も近づいて、そういえば、本では読んだことがなかったな、と思い先日、読んでみました。

私自身も学生だったのに結婚したり、卒業旅行で一緒にフィレンツェに行った親友は、その後いくつかの恋を経験したり、今では、お母さんになったり。7年の月日は確かに経過していたようです。

 

映画は、純正側の視点が強かったけれど、本では、約束の日に向かう日々が2人の視点から書かれていて、あおいの想いがわかったのが新たな発見だった。

 

映画を見た数年前、こんな恋、素敵!とおもっていたけれど、今回本を読むと少し印象が変わっていた。7年の月日で私も随分とドス黒くなってしまったんだな、と少し悲しくなりながらも、アラサーになった私が7年前まだピュアだった私では感じなかったような感想を書いてみたいと思います。

 

□こんな恋、素敵!!*ただし、自分が順正orあおいポジションに限る

マーヴや芽実ポジションだったら、辛すぎる!!自分といても、いつもどこかに過去の恋人を探しているとか。結局過去の恋人に戻るまでの期間の糧にされるとか!たまらない。でも、マーヴや 芽実も、この恋愛を糧にしていくのかな。これだから恋愛上級者はっ!!うらやましいっ!!

 

□8年間も過去に引きずられすぎっ!

はじめに映画を見たときは、数年忘れられない恋っていいな~と思ったけれど、今改めて、実際に同じくらいの時間を経験してみてから思うと、8年って恐怖すら感じる!と思う。

 

□私だったら、マーヴを選ぶ!

優しくてフェアでなマーヴ。お金持ちなマーヴ。最高だよ、マーヴ!

順正は、過去の“きれいな思い出”として心のどこかにだけ残しておけばいいのに!!

 

□あまり対した行動もしないのに、愛されて、与えられて、想われ続けるあおい。。ズルイ!!

はい。これは、完全に嫉妬です笑

 

そういえば、新婚旅行のフィレンツェでは、主人と共通の大学時代の友人(ヨーロッパ在住・男)と会いました。3人で。数年ぶりに。

フィレンツェだし、数年ぶりだし、その友人と冷静と情熱的なロマンスな出来事になったら、どうしよう??!とちょっと心配をしましたが、3人でヒィヒィ言いながら、ドゥモにのぼるという、アラサーな現実を思い知る展開に。

 

映画で、あおいは、涼しげな顔でしかもハイヒールで(!)ドウモにのぼる。

かたや、私は、ドウモにのぼるのに鉄の手すりをつかむのに必死すぎて、新品でキレイだった指輪をキズだらけにしてしまうという。。。

 これがロマンスなヒロインとの力の差か、と思い知りました。

 

とはいえ、フィレンツェまで来てくれて案内してくれた大学時代からの友人に感謝。

そして何より、こんな私とフィレンツェに一緒に行ってくれた大学時代からのつきあいの主人に感謝です。

愛蔵版 冷静と情熱のあいだ (文芸シリーズ)

愛蔵版 冷静と情熱のあいだ (文芸シリーズ)