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旅と写真と物語と

"かわいい"だけの旅じゃ物足りない。世界史知識、美術史知識ゼロからのできるだけ楽しく、世界をもっと学ぶための記録(になる予定)

パリに行く前に見る写真集

パリ

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ーパリに到着して、エッフェル塔を見つけると、”パリ”という甘いフィルターが街を覆い尽くす気がする

 

カロンエッフェル塔パリジェンヌ、マダム。。。

パリは”女子”が大好物なものが溢れているイメージが強い。

”女の子なら全員パリが好き””パリ=女子力高い”みたいな。

 

そんな謎のパリフィルターをどこかに持ちながらも、やっぱりパリってロマンチックな街なんだと行く前からワクワクさせてくれる本が

 

ロベール・ドアノーの写真集

ROBERT DOISNEAU

 

ドアノーの写真といえば、”パリ市庁舎前のキス”というドラマチックな作品。

婚約指輪の広告でも使われていたのを見たことがあるけれど、私がこの写真を知ったのは、東京都写真美術館の常設の巨大な壁展示でした。

写真ってなんか楽しいかも~って思い始めていた頃に、東京に写真美術館があることを知って、大学から実家に帰省する際に経由した東京でブラリと美術館に寄っていきました。

で、入口で巨大でモノクロでロマンチックな一瞬をとらえたこの写真に出会い”写真ってかっこいい!!!!!”って圧倒された。

(残念ながら休館日で、せっかく寄った都写美で見た作品は壁画の3作品だけだったから、余計に強烈な印象だった。)

 

ドアノーの写真集をひらいてみたのは、それからさらに数年後。

パリの写真家でパリの日常の小さなドラマチックな一瞬を作り込むドアノーの作品。

パリには、こんなに素敵なドラマチックな日常があふれているのか!とパリに行くのが楽しみになる!

私自身がパリフィルターにおかされているとはいえ、”東京都庁前”ではこんなロマンチックな一瞬は生まれないだろう。やっぱり、”パリ”だからなんだろう。

 

なかでも、私は、”パリ祭のラスト・ワルツ”がお気に入りです。

パリ祭りが終わっても、テンションが下げきれずに踊っている幸せな2人なのか。

はたまた、別れた2人、初恋の2人、最後のパリ祭りの2人みたいなセンチメンタルな2人なのか。

2人の後ろ姿に、いろいろな物語を想像できる。

で、どんな2人であったとしても、多分この2人にとってはパリ祭り真っ最中のワルツよりも、この瞬間のワルツの方が想いが強いんじゃないかな?なんて。。

 

私は物事の解説や裏話を知るのが好きですが、この”パリ祭のラスト・ワルツ”だけは、まだ私の持つイメージを壊したくないので、このまま解説とか知らないでおこうと思います。

 

 

ロベール・ドアノー (アイコン・シリーズ)

ロベール・ドアノー (アイコン・シリーズ)

 

 ↑”パリ市庁舎前のキス”

 

Re´trospective

Re´trospective

 

 ↑”パリ祭りのラスト・ワルツ”が入っている写真集